結婚式に親族で出る女性の服装|姉妹・いとこ・叔母・祖母・子連れの立場別マナー
(更新 )|24DRESS編集部

きょうだいやいとこの結婚式に、親族として出ることになったとき。「友人として出るときと何が違うの?」「親族は黒を着たほうがいい?」と迷う方は多いと思います。親族は、新郎新婦と一緒にゲストを迎える側です。友人より少し落ち着いた装いが基本ですが、姉妹・いとこ・叔母・祖母、子どもを連れて出る人など、立場によって目安は少しずつ変わります。
この記事では、最初に立場別の早見表で「自分の場合」を確かめられるようにしました。そのあと、立場ごとの選び方、受付や集合写真など当日の役割で気をつけること、親族で色をずらすコツ、借りる日程と費用の例の順にまとめています。
親族の服装は「迎える側」。両親より一歩控える
結婚式の装いには、格の高い順に正礼装・準礼装・略礼装があります。新郎新婦の両親は正礼装、それ以外の親族は準礼装が目安です。親族はゲストを迎える側なので、友人として出るときより華やかさは控えめに、きちんと感を多めにします。そのうえで、両親より格が上に見えないよう、母親より一歩控えた装いにします。
| 格 | 洋装の目安 | 和装の目安 | 主に着る人 |
|---|---|---|---|
| 正礼装 | くるぶし近くまでのロング丈。昼はアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレス | 黒留袖 | 新郎新婦の母(祖母も黒留袖を着ることがある) |
| 準礼装 | 膝下〜ミモレ丈、くるぶし丈のフォーマルドレス | 色留袖・訪問着。未婚なら振袖も | 姉妹・いとこ・叔母・祖母 |
| 略礼装 | きれいめのワンピースやドレス | 色無地・付け下げ | 家族だけの食事会、「平服で」と言われた会 |

家族だけの式やレストランでの食事会では、両家で話し合って、全員を準礼装や略礼装にそろえることもあります。迷ったら、まず新郎新婦か両親に「お母さんは何を着るの?」と聞いてみてください。母親の装いがわかると、自分の格や丈が決めやすくなります。
母親や祖母が黒留袖でも、姉妹や叔母がドレスで出るのは一般的です。和装の家族と並ぶときは、袖ありか羽織りで肩を隠す、膝が隠れる丈より長め、光沢を抑えた生地、の3つで格をそろえます。ただ、地域や家によっては「既婚の女性の親族はみな黒留袖」というならわしが残っていることもあります。
立場別の早見表
一般的なマナーとしてよく言われる目安です。地域や家のならわしで変わることもあるので、最後は家族に確かめておくと安心です。
| 立場 | 洋装の目安 | 和装なら | 色の目安 |
|---|---|---|---|
| 姉妹(未婚) | 膝下〜くるぶし丈のフォーマルドレス。袖ありか羽織りで肩を隠す | 振袖 | グリーン・くすみピンク・ネイビーなど。親族席が暗くならないよう色物も |
| 姉妹(既婚) | 膝下〜くるぶし丈。袖ありで露出を控える | 色留袖・訪問着(家によっては黒留袖) | ネイビー・ボルドー・深いグリーン |
| いとこ | 膝下〜ミモレ丈。姉妹より少し控えめに | 訪問着・色無地。未婚なら振袖も | くすみカラーなど少し明るめも |
| 叔母・伯母 | 膝下〜ミモレ丈。母親より一段控える | 色留袖・訪問着 | ネイビー・グレー・ブラウンなど落ち着いた色 |
| 祖母 | ミモレ丈〜ロング丈のワンピースかアンサンブル。楽に着られるもの | 黒留袖・色留袖 | 深い色に、パールで明るさを |
| 子連れの親族 | 袖あり・ミモレ丈。抱っこやしゃがむ動きに強い形 | 動きやすさを考えると洋装が多い | 食べこぼしが目立ちにくい中間〜深い色 |
立場別の選び方
姉妹として
姉妹は、両親の次に新郎新婦に近い親族です。親族紹介や集合写真でも、両親の近くに並ぶことが多くなります。ドレスなら、膝下からくるぶし丈で、袖があるか羽織りで肩を隠せるものが目安です。
未婚なら振袖、既婚なら色留袖や訪問着を着る家もありますが、20〜30代の姉妹ではドレスで出る方も珍しくありません。振袖とドレスのどちらにするかは、母親の装いと、ほかの姉妹がどうするかを聞いてから決めると、並んだときにまとまります。
色は、父親がモーニング、母親が黒留袖と、両親が黒になることが多いので、姉妹はネイビーやグリーン、くすみピンクなど色物にすると、写真が明るくなります。妹ならやわらかい色、姉なら深い色、と考えると選びやすくなります。24DRESSでこれまでに借りられた回数のうち、8割近くが袖のあるドレスでした(2026年11月時点)。肩を出さずに済むので、挙式から披露宴まで羽織りを気にせずに過ごせます。
姉妹・いとこで色をずらしやすい、袖のあるドレスの例です(左の2着は、この記事の写真で着ているドレスです)。

Vネックタック レースプリーツドレス

レーススリーブ プリーツロングドレス


プチハイネック5分袖前後差ヘム総レースワンピース


ハイネックレース ドッキングドレス
いとことして
いとこは、親族の中では少し離れた立場です。友人として出るときのドレスに近くてかまいませんが、姉妹より一歩控えめにします。肩を出さない、膝が隠れる、大きなビジューや目立つ柄を避ける、の3つを押さえれば大きく外れません。
年の近いいとこが何人も出る式では、同じ色が並びやすくなります。あとで紹介する「親族の色合わせ」も参考にしてください。
中学生・高校生のいとこなら、制服は学生の正装なので、そのまま出てかまいません。ドレスを着るなら、膝が隠れる丈で、肩の出ないものを選びます。
叔母・伯母として
甥や姪の式に出る叔母・伯母は、両家の母親より一段控えた準礼装が目安です。洋装なら膝下〜ミモレ丈。母親がロング丈なら、自分はミモレ丈と考えると決めやすくなります。和装なら色留袖か訪問着です。30〜40代の若い叔母なら、ボルドーや深いグリーンなどの色物も、袖のあるデザインなら落ち着いて見えます。
50代の方に向けた色や素材、二の腕やお腹まわりのカバー、冬の羽織りは、50代の結婚式ドレスでくわしくまとめています。
祖母として
孫の式に出る祖母は、格よりも、長い時間を楽に過ごせることを優先してかまいません。和装なら黒留袖や色留袖ですが、半日近く着ていると体の負担が大きいので、洋装を選ぶ方もいます。
洋装なら、ウエストを締めつけないワンピースか、前あきのジャケットを重ねるアンサンブルが、着替えやお手洗いも楽です。丈は裾を踏みにくいミモレ丈、靴はヒールの低いつま先の隠れるパンプスを。ネイビーやブラウンなどの深い色に、パールで明るさを足します。
24DRESSには、Lサイズ・XLサイズのドレスが合わせて70着ほどあり、そのうち56着が袖ありです(2026年11月時点)。
子どもを連れて出る親族
子どもを連れての参列は、抱っこをする、しゃがむ、食事を手伝う、と動きが多くなります。鏡の前で立って見るだけでは気づきにくいので、次の点を確かめて選びます。
- 袖のあるドレス——抱っこをすると、ボレロやショールはずれやすくなります。袖のあるドレスなら、肩や脇が見える心配がありません。
- 丈はミモレ丈——ロング丈は、しゃがむと裾が床につき、子どもが踏むこともあります。膝丈は、しゃがむと膝が出ます。
- 生地と色——大きなビジューは子どもの手に引っかかりやすいので控えめに。色は食べこぼしが目立ちにくい中間〜深い色を。
- 授乳——背中にファスナーのあるドレスは、授乳のたびに脱ぐことになります。授乳室の場所と、手伝ってくれる人を先に決めておくと安心です。
- バッグ——おむつや着替えは、布製のサブバッグにまとめます。
子どもの服は、白一色は避けるのが無難です。リングガールやフラワーガールなどの役を頼まれたときは、新郎新婦の希望に合わせます。24DRESSには子ども用のドレスはありませんが、小さなお子さんを連れて来店することはできます。

抱っこやしゃがむ動きがしやすい、袖あり・ミモレ丈のドレスの例です。


総レース ボウタイフレアワンピース


フリルネック総レース ティアードドレス

フラワーレーススリーブミモレ丈結婚式ワンピースドレス


袖あり&ミモレ丈パーティードレス2WAYリボン大きいサイズ結婚式フォーマル
新郎新婦の母について
新郎新婦の母は、父親と並んでゲストを迎える立場で、正礼装が基本です。両家の母親の格をそろえることや、洋装にするときの丈・袖の目安は、50代の結婚式ドレスの「新郎新婦の母として」にまとめています。
当日の役割で変わる服の選び方
親族は、ゲストより早く会場に入ります。挙式の1時間ほど前に集まるよう案内されることが多く、親族紹介、集合写真、挙式、披露宴、お見送りまで、半日近くドレスで過ごすこともあります。頼まれた役割によって、気をつけたいところが変わります。
| 役割 | 当日の動き | 服・小物の選び方 |
|---|---|---|
| 親族紹介・集合写真 | 前列で椅子に座ることもある。全身が写る | 座っても膝が出ない丈。ストッキングと靴まで整える |
| 受付 | 1時間ほど立ったまま、お辞儀が続く | 胸元が浮かない形。太めで低めのヒール。袱紗を用意 |
| 支度の付き添い | 早い時間に会場に入り、控室で荷物や衣装を手伝う | 大きなアクセサリーは手伝いが済んでから着ける。袖口が広がりすぎないもの |
| 子どもの世話 | 抱っこ、しゃがむ、食事の手伝い | 袖あり・ミモレ丈。汚れが目立ちにくい色 |
| 遠方からの参加 | 移動が長い。前の日にホテルに泊まることも | しわになりにくい生地。着替えは会場か宿で |
受付は、友人のほか、いとこや姉妹が頼まれることもある役割です。ゲストを迎えるたびにお辞儀をするので、試着のときに一度深くお辞儀をして、胸元が浮かないかを見ておきます。

集合写真は、挙式の前後に親族だけで撮ることが多く、足元まで写ります。前の列に座る場合は、裾が上がって膝が出ないか、椅子に座った姿も試着のときに確かめておくと安心です。

親族の色合わせ:集合写真が黒ばかりにならないように
親族の集合写真では、男性は黒の礼服、母親は黒留袖や深い色のドレスということが多く、女性の親族まで黒やネイビーでそろうと、写真全体が暗く見えます。「親族は黒を着なければいけない」ということはありません。
24DRESSでこれまでに借りられた回数を色ごとに見ると、約4割がネイビー・ブルー系でした(2026年11月時点)。ネイビーは親族にも合わせやすい色ですが、そのぶん、姉妹やいとこで同じ色が並びやすくなります。
- 先に色を伝え合う——家族のグループLINEなどで、和装か洋装か、何色を着るかを先に共有しておくと、当日かぶりません。
- 深さをそろえて、色をずらす——ネイビー、深いグリーン、ブラウン、ボルドーのように、落ち着いた色どうしなら、色が違っても並んだときにまとまります。
- 黒を着るなら小物で明るく——パールやベージュのバッグなど、明るい色の小物を合わせます(結婚式の黒ドレスのマナー|羽織り・小物は何色を合わせる?)。
- 姉妹でそろえるなら——同じ形の色違いや、同じ色で形を変えるのも一つの方法です。24DRESSにも、同じ形の色違いのドレスがいくつかあります(下の例)。
24DRESSの袖のあるドレスは、ネイビー・ブルー系のほかに、グリーン系が29着、ブラウン・ベージュ系が28着、黒が25着あります(2026年11月時点)。来店予約の「試着する人数」を入れれば、姉妹やいとこと一緒に入って、並べて着比べられます。
同じ形の色違いの例です。No.10346(ネイビー・Sサイズ)とNo.10347(ブラウン・Mサイズ)、No.10260(ピンク・Sサイズ)とNo.10254(ブルー・Mサイズ)が、それぞれ同じ形です。

ハイウエストチュールレース切り替えドレスワンピース

ハイウエストチュールレース切り替えドレスワンピース

チュール×レースパネル切替ドレス


チュール×レースパネル切替ドレス
親族が避けたい服装と、小物
- 白、オフホワイト、写真で白っぽく見える淡いベージュやシルバー
- ドレスもバッグも靴も黒でそろえた、全身黒のコーディネート
- 肩や背中が大きく開いたデザインを、羽織りなしで着る(親族は披露宴でも羽織ったままが無難)
- 膝が出る丈、綿・デニム・ニットなど普段着の素材、ファーやアニマル柄
- つま先の開いた靴、素足、黒のストッキング、生花や白の大きな髪飾り
小物は、一連のパール、布製の小さめのバッグ、つま先の隠れる太めのヒールのパンプス(3〜5cmほど)、ベージュのストッキングが基本です。ご祝儀は袱紗に包んで持っていきます。24DRESSでは、靴・バッグ・ショール・ボレロ・ジャケット・アクセサリーを各1,000円、袱紗を500円で、ドレスと一緒に借りられます。昼と夜・季節ごとの違いは結婚式お呼ばれの服装マナーで表にまとめています。
借りる日程と費用の例
24DRESSのドレスは9泊10日(来店予約の時刻から240時間)一律5,000円です。税・クリーニング代込みです。

たとえば、12月12日(土)の妹の式に、姉妹2人で出る場合。12月10日(木)の夜8時に来店予約をして2人で入り、並べて着比べて、そのまま持ち帰ります。返却期限は12月20日(日)の夜8時。式の前に家で靴や小物と合わせて確かめる時間があり、式のあとも急いで返す必要はありません。
| 借りるもの(姉妹2人分) | 料金(税込) |
|---|---|
| ドレス 2着 | 10,000円(クリーニング代込み) |
| 靴 2足 | 2,000円 |
| バッグ 2点 | 2,000円 |
| ボレロ 1点 | 1,000円 |
| 袱紗 1点 | 500円 |
| 合計(8点) | 15,500円 |
1回のお会計で12点まで、まとめて借りられます。まとめてお会計した場合は、返却まで予約した方が責任をもって行います。お支払いはクレジットカード・デビットカード・プリペイドカード、Apple Pay・Google Payで、現金・振込はお使いいただけません。
実家の近くなど、遠方の式に出る場合も、9泊10日あれば出発の前に借りて持っていけます。式のあとは、名古屋に戻ってからお店へ返すか、ヤマト運輸の元払いで送って返せます。返却が遅れそうなときは、1日1,000円で延長できます。
よくある質問
24DRESSで着比べるには
24DRESSは、名古屋市中区錦1-13-29 小玉ビル301(地下鉄「伏見駅」から徒歩4分)にある、24時間365日営業の無人のレンタルドレス店です。店内の300着以上から、ご自身のペースで着比べられます。結婚式向けのドレスは結婚式・二次会のドレスから、袖のあるドレスは袖ありのドレスから、来店前に見ておけます。
LINEで来店予約(無料)をすると鍵番号が届き、予約した時間にその番号で入店して試着します。気に入ったドレスがあれば、店内でドレスの番号を入れてLINEからお会計をし、そのまま持ち帰れます。試着だけで帰っても料金はかかりません。取り置きはしていないので、借りるドレスは来店した日に決めます。来店予約の「試着する人数」を入れれば、姉妹やいとこ、お母さんと一緒に入って選べます(付き添いの方は数えません)。
ご利用の流れはご利用ガイドにまとめています。


