冬の結婚式の服装マナー|羽織り・素材・足元の早見表と、会場までの寒さ対策
|24DRESS編集部

12月から2月の結婚式にお呼ばれすると、寒さはしのぎたいけれど、マナーから外れるのは避けたい、と迷う方は多いものです。この記事は、冬の結婚式・披露宴に出る女性ゲストに向けて、ドレスの素材と袖、羽織り、タイツとストッキング、コートとブーツの考え方を、早見表と図でまとめたものです。名古屋の冬の気温の目安、会場に着いてからコートを預けて靴をはき替えるまでの順番、借りるときの日程と費用の例まで確かめられます。
冬の結婚式の服装、まずは早見表で
冬の装いは、「会場の中」と「会場まで」を分けて考えると迷いません。披露宴の会場の中は暖房が効いていることが多いので、ドレスは季節に合った素材と袖を選べば十分です。寒さ対策は、会場までの移動で着るコートやブーツが受け持ちます。
| 項目 | 選びたいもの | 避ける方が多いもの |
|---|---|---|
| ドレスの色 | ネイビー・ボルドー・深いグリーン・ブラウンなど深い色。黒なら明るい小物を足す | 白・アイボリーなど白に近い色、全身が黒 |
| 素材 | 厚みのある総レース、ジャカード、サテン、ベロア調など | ニット・フリースなど普段着に見える素材 |
| 袖 | 長袖・七分袖・五分袖など、袖のあるもの | 袖のないドレスを、挙式のあいだも羽織らずに着ること |
| 羽織り | ジャケット・ボレロ・ショール | ファー(毛皮・フェイクファー)、カーディガンなどのニット |
| 足元 | 肌になじむベージュのストッキングに、つま先とかかとの隠れるパンプス | 黒や厚手のタイツ、会場の中でのブーツ |
| コート | ウールやカシミアなど、きれいめなコート。会場ではクロークへ | スポーツ向けのダウンやフード付きなど、カジュアルなもの |

色・丈・露出など、季節を問わない服装の決まりは結婚式・披露宴のお呼ばれ服装マナーに、バッグや袱紗など小物の選び方は結婚式の小物のマナーにまとめています。この記事では、冬に迷いやすいところを中心に見ていきます。
名古屋の冬の気温と、月ごとに気をつけたいこと
名古屋の12〜2月は、日中の最高気温が9〜12℃ほど、朝晩の最低気温は1〜3℃ほどです。会場の中は暖かくても、駅から会場まで歩くとき、式によってはチャペルから披露宴会場へ移るときや、外でのフラワーシャワー・集合写真のときに、冷たい空気にふれます。
| 月 | 平均気温 | 最高/最低 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| 12月 | 7.2℃ | 11.7℃/3.4℃ | 日の入りが16時40分ごろと早い。昼の披露宴でも、帰りは暗く冷えこむ |
| 1月 | 4.8℃ | 9.3℃/1.1℃ | 平均気温が12月より2℃ほど低い。年始の休みをはさむので、準備は日程に余裕をもって |
| 2月 | 5.5℃ | 10.5℃/1.4℃ | 寒さが続く。雨や雪の日は、足元とドレスの裾がぬれないように備える |
気温は気象庁の名古屋の平年値(1991〜2020年の平均)、日の入りは国立天文台暦計算室の2026年12月の名古屋の時刻です。冬は日が暮れるのが早いので、17時ごろに始まる会でも、夜の装いでなじみます。
ドレス:袖があり、厚みのある生地を
冬のドレスは、色・素材・袖の3つで季節感が決まります。
- 色——ネイビー、ボルドー、深いグリーン、ブラウン、くすんだパープルなど、深みのある色が冬になじみます。白や、アイボリー・シルバーなど白に近い色は、花嫁の色と重なるので避けるのが一般的です。黒のドレスも着られますが、冬は羽織り・バッグ・靴まで黒でそろえると喪服に近い印象になりやすいので、どこかに明るい色を足すと安心です(合わせ方は結婚式の黒ドレスのマナーに)。
- 素材——厚みのある総レース、ジャカード(織りで柄を出した生地)、サテン、ベロア調など、重みや光沢のある生地が冬らしく見えます。透け感の強いシフォンだけのドレスは、冬には寒々しく見えることがあります。ニットやフリースなど普段着の素材は、結婚式では避けるのが一般的です。
- 袖——長袖や七分袖なら、羽織りがなくても腕が隠れ、移動のときの冷えもやわらぎます。透けるレースの袖も、袖ありのドレスとして選ばれています。

24DRESSの袖ありのドレスは249着です(2026年11月時点)。冬の式に合わせやすい、袖があって深い色のドレスの例です。

シアーレース切り替え 七分袖パーティードレス

ミモレ丈&袖ありフォーマル総レース

透かしレース 襟付きパーティードレス


スタンドカラーパネル刺繍レースドレス
袖のあるドレスは袖ありのドレスの一覧から、まとめて見られます。
羽織り:ジャケット・ボレロ・ショールの使い分け
袖のないドレスや、肩が大きく開いたドレスなら、挙式のあいだは羽織りで肩を隠すのがマナーとされています。冬は、袖のあるドレスでも羽織りを1枚足しておくと、チャペルや移動の冷えをやわらげられます。
| 羽織り | 冬の印象 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ジャケット | きちんとして、冬の装いになじむ | ホテルの式、親族として出る式、袖のないドレス |
| ボレロ | 丈が短く、ドレスの形を隠しにくい | ウエストにリボンや切り替えのあるドレス |
| ショール | 肩にかけるだけで色を足せる。席でひざに掛けることも | 袖のあるドレスに足す、披露宴の席での冷え対策 |
気をつけたいのはファーです。毛皮は「殺生を連想させる」「毛が料理に落ちる」として、結婚式では避けるのが一般的です。フェイクファーなら気にしないという考えもありますが、見た目では区別がつきにくいので、披露宴では避けておくと安心です。カーディガンなどのニットは普段着に見えやすく、真っ白の羽織りは写真で花嫁の白と並んで見えることがあるので、シャンパンベージュやライトグレーなど、少し色のあるものを選ぶ方が多いです。

24DRESSでは、ショール・ボレロ・ジャケットを1点1,000円で、ドレスと一緒に借りられます。店内でドレスを着たまま羽織ってみて、色の合い方を確かめてから選べます。
足元:タイツより、肌色のストッキングが基本
会場の中の足元は、肌になじむベージュのストッキングに、つま先とかかとの隠れるパンプスが基本とされています。
- タイツ——黒のタイツは喪の装いを思わせ、厚手のタイツはカジュアルに見えやすいとして、結婚式では避けるのが一般的です。色や柄のあるタイツも同じです。
- 寒さ対策——会場まではタイツやブーツで行き、着いてからストッキングとパンプスにはき替える方法があります。ストッキングの上にレッグウォーマーを重ねて行き、会場で外す方もいます。伝線に備えて、予備のストッキングを1足サブバッグに入れておくと安心です。
- ブーツ——ブーツやブーティは、会場の中では略式に見えるとして避けるのが一般的です。はくのは移動のあいだだけにして、パンプスはサブバッグに入れて持っていきます。

24DRESSでは、靴をS(22.5cm前後)〜XL(25.5cm前後)まで用意していて、1点1,000円で借りられます。店内は土足厳禁で入口で靴を脱ぎますが、レンタル用の靴は店内で試し履きできます。ブーツで来店しても、ドレスとパンプスを合わせて、裾の長さまで確かめられます。
コートとブーツ:会場までの装い
コートは会場に着いたらクロークに預けるので、ドレス姿の印象には残りにくいものです。ただ、受付までのあいだや帰り道では、ほかのゲストの目にもふれます。
- 形と素材——ウールやカシミアなどの、きれいめなロングコートやノーカラーのコートが、ドレスと合わせやすいです。スポーツ向けのダウンやフード付きのコートなど、カジュアルなものは結婚式では避ける方もいます。ファーの付いたコートは、外せるなら外していくと安心です。
- 色——コートの色は、黒・ネイビー・グレー・キャメルなど、手持ちのものでかまいません。
- 丈——ロング丈のドレスなら、裾が大きくはみ出さない丈のコートだと、雨や雪の日にも裾がぬれたり汚れたりしにくくなります。
- 小物とサブバッグ——マフラーや手袋は、コートと一緒にクロークへ。はき替えるパンプス、予備のストッキング、カイロは布製のサブバッグにまとめます。紙袋は普段使いに見えるので、避ける方が多いです。
会場に着いてから席に着くまでの順番
冬は、脱ぐ・はき替える・預けるの手間が増えます。当日の流れを先に決めておくと、受付の前にあわてずにすみます。
- 建物に入ったら——マフラーと手袋を外し、コートを脱ぎます。
- 化粧室ではき替える——ブーツからパンプスへ。タイツで来たなら、ストッキングにはき替えます。ドレスの裾や髪も、ここで整えます。
- クロークに預ける——コート・ブーツ・サブバッグをまとめて預けます。手元のバッグには、袱紗に包んだご祝儀・ハンカチ・スマートフォン・口紅だけを残します。
- 受付——袱紗からご祝儀袋を出して渡します。
- 挙式——袖のないドレスなら、羽織りで肩を隠します。
- 外に出る演出——フラワーシャワーや集合写真で外に出るときは、コートは預けたままのことが多いので、羽織りやショールで寒さをしのぎます。
- 披露宴——足元が冷えるときは、会場の人にひざ掛けがないか聞いてみる方法もあります。用意している会場もあります。
- 帰り——クロークでコートと荷物を受け取り、ブーツにはき替えてから外へ出ます。
はき替えやクロークは、受付の前に混み合うこともあります。いつもより少し早めに着くつもりで出かけると安心です。名古屋の式場・ホテルごとの服装の目安は、式場別の服装ガイドでも確かめられます。
ドレスの下の防寒:見えないところで温める
- 防寒インナー——袖口や襟ぐり、背中のあきから見えないものを選びます。レースや透ける袖のドレスなら、肌の色に近いものや、袖のないものが目立ちにくいです。
- 貼るカイロ——背中や腰に。ドレスの上から形が出ないよう、インナーの上に貼ります。
- 着込みすぎない——暖房の効いた披露宴の会場で汗ばむこともあります。重ねるのはインナー1枚くらいにして、寒さは羽織りの脱ぎ着で調整すると楽です。
- 家で一度着てみる——冬は空気が乾いて、レースやシフォンの裾がストッキングにまとわりつくことがあります。インナーやカイロを付けた状態で、式の前に家で着て歩いてみると、気になるところがわかります。
迷いやすいもの:会場や立場で考える
冬の装いには、会場の雰囲気や、自分の立場によって考え方が分かれるものがあります。迷ったら、左の列に合わせておくと安心です。
| 迷いやすいもの | ホテル・格式のある式場、親族として出るとき | レストランなどカジュアルな会、二次会 |
|---|---|---|
| フェイクファーの羽織り | 避けておくと安心 | 気にしない方もいるが、食事の席では控える方が多い |
| 薄手の肌色のタイツ | ストッキングにしておくと安心 | ストッキングと見分けにくい薄手なら、気にしない方もいる |
| ブーツ | 移動のときだけにして、会場ではパンプスに | 二次会だけなら、きれいめのブーティで出る方もいる |
| 袖のないドレス | 挙式も披露宴も、羽織ったままが落ち着く | 挙式のあとは羽織りを外しても |
| 黒のドレス | 明るい色の羽織りと小物を足す | 明るい色の小物を1つ足す |
どれも絶対の決まりではありません。招待状に服装の指定があれば、それに合わせます。
借りる日程と費用の例
たとえば1月9日(土)の結婚式なら、1月7日(木)の夜7時に来店予約をして、仕事帰りにドレスと小物を選び、そのまま持ち帰ります。ドレスの期間は来店予約の時刻から9泊10日(240時間)なので、返却期限は1月17日(日)の夜7時です。式の前に、家でコートを着て裾が出ないか、はき替えるパンプスがサブバッグに入るかまで、当日と同じ形で確かめられます。

お店は24時間・年中無休で、年末年始も開いています。休みのあいだに来店予約をして、試着だけしておくこともできます。来店予約は無料で、試着だけで帰っても料金はかかりません。取り置きはしていないので、借りる日にあらためて選びます。
| 借りるもの | 料金 |
|---|---|
| ドレス(9泊10日) | 5,000円 |
| ジャケット | 1,000円 |
| 靴 | 1,000円 |
| バッグ | 1,000円 |
| 袱紗 | 500円 |
| 合計 | 8,500円 |
料金は税・クリーニング代込みです。延長はドレス1着につき1日1,000円で、小物はドレスと一緒に返せば延長料金はかかりません。返却はお店か、ヤマト運輸の元払いの配送で。あんしん保証(1,000円・任意)を付けると、再レンタルできない汚れや破損のときの弁償額が半額になります。お支払いはクレジット・デビット・プリペイドカード、Apple Pay・Google Payで、現金・振込は使えません。小物は、ドレスを借りるときに一緒に選べます(小物だけのレンタルはありません)。
この記事の写真で着ているドレスです。

レースプリーツ 長袖クラシカルドレス

総レース 長袖ロングパーティードレス

総レースワンピース

スタンドカラー総レース パーティードレス
よくある質問
24DRESSで冬のドレスを着比べるには
24DRESSは、名古屋市中区錦1-13-29 小玉ビル301(地下鉄「伏見駅」から徒歩4分)にある、24時間365日営業の無人のレンタルドレス店です。LINEで来店予約(無料)をすると鍵番号が届き、予約した時間に入店して、店内の300着以上から着比べられます。袖のあるドレスにジャケットやショールを重ねたり、パンプスをはいて裾の長さを見たりして、冬の装いを一通り確かめてから決められます。試着だけで帰っても料金はかからず、取り置きはしていません。
来店予約の「試着する人数」を入れれば、一緒に招かれた友人と入って選ぶこともでき、1回のお会計で12点までまとめて借りられます。結婚式向けのドレスは結婚式・二次会のドレスから、袖のあるドレスは袖ありのドレスから探せます。


